履歴書の本人希望記入欄の書き方|「貴社規定に従います」で良い場合と書くべき条件
基本ルール
空欄にせず「貴社規定に従います」
希望がない場合でも空欄や「特になし」は避け、「貴社規定に従います」と書きます。空欄は記入漏れに見え、「特になし」は投げやりな印象を与えることがあります。応募先が店舗なら「貴店規定」、法人以外の団体なら「貴所」「貴法人」など、相手に合わせた呼び方にします。
複数職種の募集なら希望職種を書く
求人票に営業職と事務職など複数の職種が並んでいる場合、どちらに応募しているのかを「職種:営業事務を希望します」と明記します。書かないと採用側が判断に迷い、希望と違う職種で選考が進むこともあります。勤務地が複数ある場合も、通える範囲を具体的に書いておきます。
外せない条件だけ、理由を一言添えて
書くのは「これが満たせないなら入社できない」条件に限ります。家族の介護で転勤ができない、通院のため月1回午後に休みが必要など、理由を一言添えると、わがままではなく事情として受け止められます。あれば嬉しい程度の希望は面接で聞かれたときに話します。
希望給与は書かないのが基本
希望年収や時給を本人希望欄に書くと、仕事内容より条件を優先する人に見えます。給与は面接や内定の段階で確認・交渉する事項です。求人票に「希望給与を記入」と指示がある場合だけ、現職の給与を基準に幅をもたせて書きます。パートの時給も同じで、求人票の条件に異論がなければ触れません。
連絡の都合・入社可能日もここに
在職中で日中電話に出られない、メールでの連絡を希望する、入社できるのは退職手続きの関係で1か月半後からなど、選考や入社の進め方に関わる情報はこの欄に書きます。採用側が連絡や面接日程を組むときに助かる情報なので、遠慮せず簡潔に伝えてください。
記載例
特に希望条件がない場合
職種・勤務地を指定する場合
在職中で連絡の都合がある場合
パート・アルバイト(勤務時間)
通院など配慮が必要な場合
NG表現とOK表現
よくある質問
本当に希望がない場合、空欄のままでも大丈夫ですか?
空欄は避けてください。記入漏れと区別がつかず、採用側が確認の手間をかけることになります。希望がないなら「貴社規定に従います。」の一文だけで十分です。応募先が個人商店や病院、学校法人なら、「貴店」「貴院」「貴法人」のように相手に合わせた呼び方にすると、よく確認して書いた印象になります。
希望の給与額や時給は書いてはいけませんか?
求人票に「希望給与を記入してください」と指示がある場合を除き、書かないのが一般的です。給与の話は面接後半や内定前に確認・交渉するもので、履歴書の段階で金額を出すと条件優先に見られます。どうしても伝えたい場合は「給与については面接時にご相談させていただきたく存じます」と書き、金額は面接で話します。
転勤できない事情はここに書いてよいですか?
書いてください。転勤の可否は採用側が配属を考えるうえで欠かせない情報で、入社後に判明するほうがお互いの負担が大きくなります。「家族の介護のため、◯◯県内の勤務を希望します」のように、理由と通える範囲を一言で添えます。理由があることで、条件を押しつけているのではなく事情を共有している文面になります。
入社可能日はどのように書けばよいですか?
在職中なら「内定後、退職手続きのため1か月半程度を要します」のように、目安の期間を書きます。具体的な日付が決まっているなら「20XX年X月X日より勤務可能です」と書いて構いません。離職中で即日可能なら「即日勤務可能です」と書くと、急ぎで人を探している会社には強い材料になります。
書きたい条件が多すぎて欄に収まりません。
外せない条件以外は削ります。この欄に残すのは、職種・勤務地・勤務時間のうち譲れないもの、連絡の都合、入社可能日までで、各1行に収めます。それでも足りなければ「詳細は面接時にご相談させていただけますと幸いです」と添え、面接で補足します。長い説明は読み落とされるので、短い箇条書きのほうが伝わります。
関連する項目
最終更新: 2026-10-21