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法人営業の職務経歴書の書き方|職務要約・実績・自己PRの例文つき

法人営業の職務経歴書では、扱った商材・単価・新規既存の比率と、目標に対する達成率がまず見られます。

こんな人向け: 法人営業から同業種・異業種の営業職に転職したい人/実績を数字で書けと言われたが、何を書けばいいか迷っている人/営業経験は長いが職務経歴書を初めて書く人

営業(法人営業)の職務経歴書で見られるポイント

商材・単価・商談期間を最初に書く

採用担当者は「どんな営業をしてきた人か」を最初の数行で判断します。有形か無形か、1件あたりの単価はいくらか、受注までに何か月かかるか、相手は中小企業の社長か大企業の購買部門か。これらが書いてあれば、自社の営業スタイルに合うかどうかをすぐに判断できます。職務要約の冒頭か、業務内容の最初の項目に必ず入れてください。

新規と既存の比率を必ず明記する

同じ「法人営業」でも、新規開拓が中心だった人と既存顧客の深耕が中心だった人では求められる力が違います。「新規7割・既存3割」のように比率を書くだけで、採用側は自社の求人とのズレを確認できます。新規開拓なら、テレアポ・紹介・展示会・問い合わせ対応など、どの経路で接点を作っていたかも添えると具体性が増します。

実績は目標や順位との対比で書く

売上金額だけを書いても、それが良い数字なのか採用側には判断できません。「年間目標◯◯万円に対し達成率◯%」「部内◯名中◯位」のように、基準と一緒に書いてください。目標未達の年があっても構いません。その年に取り組んだことや翌年の改善につながった点を一言添えれば、むしろ誠実さと振り返る力が伝わります。

受注までの工夫を一つは具体的に書く

数字だけが並ぶ職務経歴書は、どこの会社の営業でも書けてしまいます。「決裁者に会えない案件で現場担当者に試用してもらい、稟議を通しやすくした」といった、自分なりの進め方を一つ入れると、面接で深掘りされる材料になります。長く書く必要はなく、業務内容か自己PRのどちらかに2〜3行あれば十分です。

例文: 職務要約

株式会社◯◯にて約6年間、中小企業向けの業務用ソフトウェアの法人営業を担当してきました。1件あたりの受注単価は年間利用料で数十万円〜数百万円、商談期間は平均2〜3か月で、新規開拓7割・既存顧客のアップセル3割という構成です。新規はテレアポと展示会からの問い合わせ対応を中心に接点を作り、経営者や管理部門の責任者に対して業務課題のヒアリングから提案・契約・導入後のフォローまで一貫して担当しました。直近3年間は年間目標を継続して達成し、既存顧客の継続率維持にも取り組んでいます。

例文: 職務経歴

期間20XX年4月〜現在
会社株式会社◯◯(事業内容: 中小企業向け業務用ソフトウェアの開発・販売/従業員数: 約150名)
所属・役職営業部 第一営業課 / 主任(20XX年10月〜)
業務内容
  • 中小企業(従業員30〜300名規模)の経営者・管理部門責任者への新規提案営業
  • テレアポ・展示会・Web問い合わせからのリード対応と商談設定(月20〜30件)
  • 既存顧客への定期訪問とアップセル提案、契約更新時の条件交渉と調整
  • 見積・提案書作成、導入支援チームとの引き継ぎ、受注後のフォロー
実績・取り組み
  • 20XX年度: 年間売上目標に対し達成率108%、新規受注件数24件(課内8名中2位)
  • 既存顧客の契約継続率を前年比で3ポイント改善(定期訪問の頻度見直しと活用状況のヒアリング強化による)

活かせる経験・スキルの書き方例

例文: 自己PR

私の強みは、決裁者に直接会えない案件でも受注につなげる進め方を工夫してきた点です。中小企業向けの提案では、担当者が前向きでも社長の判断で止まるケースが少なくありませんでした。そこで、担当者に短期間の試用をしてもらい、実際の作業時間がどれだけ減ったかを一緒に数字にまとめ、社内で説明しやすい資料として渡すようにしました。この方法に切り替えてから、提案から受注までの期間が短くなり、担当者からの紹介で別部門の案件につながることも増えました。また、受注後も導入支援チームと連携し、使われていない機能があれば訪問時に案内するなど、継続率を意識した動きを続けています。御社でも、目先の受注だけでなくお客様に長く使っていただくことを前提にした営業で貢献したいと考えています。

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NG表現とOK表現

NG 法人向けに幅広い商材を提案し、多くのお客様から信頼を得てきました。
OK 中小企業向けに業務用ソフトウェア(年間利用料数十万〜数百万円)を提案し、新規7割・既存3割で担当しました。
「幅広い」「多くの」では営業スタイルが伝わりません。商材・単価・新規既存の比率を書くと採用側が求人との相性を判断できます。
NG 年間売上◯◯◯◯万円を達成し、チームの売上に大きく貢献しました。
OK 年間売上目標◯◯◯◯万円に対し達成率108%(課内8名中2位)。
金額だけでは評価できません。目標や順位といった基準を添えることで、数字の意味が伝わります。
NG コミュニケーション能力を活かして顧客との関係構築に努めました。
OK 導入後3か月以内に必ず訪問し、使われていない機能を案内することで契約継続率の改善につなげました。
抽象的な能力名ではなく、何をどうしたかの行動で書くと、面接で深掘りできる具体性が出ます。

よくある質問

目標未達の年は書かないほうがいいですか?

書いても問題ありません。達成した年だけ並べると空白の年が不自然に見えますし、面接で聞かれます。未達の年は「達成率85%」と正直に書き、その年に取り組んだことや翌年の改善につながった点を一言添えると、振り返る力として評価されることもあります。

売上の具体的な金額を書いてもいいですか?

個人の売上や目標金額は、会社の機密に当たらない範囲であれば書いて構いません。心配な場合は「年間目標に対し達成率◯%」「前年比◯%」のように比率で書けば、金額を出さずに成果を伝えられます。顧客名や取引条件の詳細は書かないようにしてください。

営業経験が1〜2年と短い場合はどう書けばいいですか?

担当した商材・顧客層・新規既存比率をきちんと書けば、短くても評価されます。実績は件数やアポ獲得率など、自分の裁量で動かせた数字を中心に。研修で学んだことや、先輩の同行で身についた進め方なども業務内容として書けます。

異業種の営業に転職する場合、何を強調すべきですか?

商材知識よりも、顧客層・単価・商談期間が応募先と近いかどうかを見られます。似ている点があればそこを前面に出し、違う点は「新規開拓の経路」「提案の進め方」など、業界が変わっても使える部分を具体的に書いてください。

SFAやCRMのツール名は書くべきですか?

書いておくと有利です。営業組織ではツールの定着に苦労している会社が多く、入力や活用の習慣がある人は歓迎されます。ツール名のほか「案件の進捗を週次で報告していた」など、どう使っていたかを一言添えると実務レベルが伝わります。

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最終更新: 2026-10-21 例文は架空の経歴です。ご自身の事実に基づいて書き換えてください。