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不動産営業の職務経歴書の書き方|売買・賃貸別の実績と自己PRの例文つき

不動産営業の職務経歴書では、売買か賃貸か、仲介か販売か、反響と紹介の比率、契約件数と手続きの担当範囲が見られます。

こんな人向け: 不動産営業の経験を活かして、別の会社や業態(売買・賃貸・販売)に転職したい人/契約件数はあるが、業態の違いをどう伝えればいいか分からない人/不動産営業から他業界の営業職に転職したい人

不動産営業の職務経歴書で見られるポイント

業態(売買・賃貸・仲介・販売)を最初に明記する

不動産営業は、売買仲介・賃貸仲介・新築マンションや戸建ての販売・投資用物件の営業・買取再販など、業態によって商談期間、顧客層、必要な知識がまったく違います。「中古マンションの売買仲介で、買主側を中心に担当」「単身者向け賃貸仲介で来店対応から契約まで」のように、業態と担当範囲を職務要約の最初に書いてください。採用側はここで自社の業態との近さを判断し、即戦力かどうかを見ます。

反響・紹介・自主集客の比率と契約件数を書く

お客様との接点がポータルサイトの反響か、既存顧客からの紹介か、チラシや飛び込みなど自分で動いた集客かは、営業スタイルを示す大切な情報です。「反響7割・紹介2割・その他1割」のように比率を書いたうえで、契約件数と目標達成率を添えてください。売買なら年間の仲介件数、賃貸なら月間の契約件数が目安になります。金額は会社の情報に触れる可能性があるため、件数と達成率を中心に書くのが安全です。

契約手続きの担当範囲と資格を書く

物件調査、重要事項説明、契約書の作成、決済・引き渡しの立ち会いなど、手続きをどこまで自分で担当していたかは、不動産営業の経験の深さを示します。宅地建物取引士を持っていれば、重要事項説明を自分で行っていたことを明記してください。資格がない場合は、有資格者と分担していた範囲を正直に書きます。「物件調査から決済まで一人で担当」と「契約は上司が実施」では評価が変わるので、曖昧にしないことが大切です。

お客様に長期的に付き合った工夫を書く

不動産は一生に何度もない買い物であり、検討期間が長く、途中で止まるお客様も多い仕事です。「初回来店から半年以上検討されたお客様に、月1回のペースで条件に合う物件情報だけを送り続けて成約につなげた」「引き渡し後も住まいの手続きの相談に応じ、ご友人を紹介いただいた」のように、焦らせずに関係を続けた行動を書いてください。採用側は、短期の成約だけでなく、紹介につながる営業ができる人を探しています。

例文: 職務要約

株式会社◯◯にて約5年間、中古マンション・中古戸建ての売買仲介営業を担当してきました。ポータルサイトからの反響対応が約7割、既存のお客様や提携先からの紹介が約2割で、買主側を中心に、物件の案内から資金計画の相談、ローン手続きの案内、契約、決済・引き渡しまで一貫して担当しています。宅地建物取引士として重要事項説明も自分で行っています。初回の問い合わせから成約までは平均3〜6か月で、検討期間が長いお客様には条件に合う物件情報だけを定期的に送ることで関係を続け、年間の仲介件数は直近2年で目標を達成しています。引き渡し後の相談にも応じることで、紹介による新しいお客様が増えました。

例文: 職務経歴

期間20XX年4月〜現在
会社株式会社◯◯(事業内容: 不動産売買仲介・賃貸管理/従業員数: 約60名)
所属・役職売買仲介部 / 営業担当(20XX年4月〜)、主任(20XX年4月〜)
業務内容
  • ポータルサイト・自社サイトからの反響対応(月約20件)と初回面談、希望条件のヒアリングと物件の提案・案内
  • 物件調査、販売図面の作成、資金計画の相談、金融機関へのローン事前審査の案内と手続きサポート
  • 宅地建物取引士として重要事項説明と契約書の作成・読み合わせ、契約締結、決済・引き渡しの立ち会い
  • 引き渡し後のフォロー(住所変更・税金関係の相談の案内)、紹介依頼、売主側の査定同行と媒介契約のサポート
実績・取り組み
  • 20XX年度: 年間仲介件数の目標に対し達成率 約105%(部内6名中2位)。反響からの来店率を前年比で改善(初回返信を1時間以内に統一)
  • 引き渡し後の定期的な連絡を続け、紹介による新規のお客様が年間5組(前年2組)。長期検討のお客様の成約も増加

活かせる経験・スキルの書き方例

例文: 自己PR

私の強みは、検討期間の長いお客様を焦らせずに成約まで伴走できることです。入社2年目に、初回来店の時点では購入時期が決まっていないご夫婦を担当しました。当時の私は早く決めてもらおうと頻繁に連絡をしてしまい、一度は連絡が途絶えてしまいました。それを反省し、その後は月1回、ご希望の学区と予算に合う物件だけを選んで送り、無理に来店を促さない形に変えました。半年後、お客様から「あなたから買いたい」と連絡をいただき、成約に至りました。その後ご友人を2組紹介していただき、どちらも成約につながっています。この経験から、反響への初回返信は1時間以内に行う一方で、検討中のお客様には情報の質を優先して関わるという自分の基準ができました。宅地建物取引士として契約手続きも一人で担当できるので、御社でも初回対応から引き渡し後の関係づくりまで、一貫して責任を持つ営業で貢献したいと考えています。

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NG表現とOK表現

NG 不動産営業として、お客様の住まい探しをサポートしてきました。
OK 中古マンション・戸建ての売買仲介で買主側を担当。反響7割・紹介2割、物件案内から決済・引き渡しまで一貫して担当しました。
業態・担当範囲・接点の比率を書くと、採用側は自社の業態との近さと即戦力かどうかをすぐに判断できます。
NG 年間◯億円の売上を達成し、支店の業績向上に大きく貢献しました。
OK 年間仲介件数の目標に対し達成率約105%(部内6名中2位)。初回返信を1時間以内に統一し、反響からの来店率を改善しました。
金額は物件の価格帯で変わり、会社の情報にも触れます。件数と達成率、そのための行動を書くほうが安全で伝わります。
NG 契約業務も一通り経験しており、問題なく対応できると考えています。
OK 宅地建物取引士として重要事項説明と契約書の作成・読み合わせを自分で行い、決済・引き渡しまで立ち会っています。
契約手続きの担当範囲と資格の有無は、不動産営業の経験の深さを示す重要な情報なので具体的に書きます。

よくある質問

宅地建物取引士を持っていない場合は不利ですか?

営業としての実績があれば、資格がなくても応募できる求人は多くあります。重要事項説明は有資格者と分担していたことを正直に書き、物件調査や契約書の下書き、ローン手続きなど自分で担当していた範囲を具体的に示してください。資格取得に向けて勉強中であれば、その旨を添えると意欲が伝わります。

賃貸仲介から売買仲介に転職したい場合、何を強調すべきですか?

来店対応の件数、月間契約件数、反響からの来店率、契約手続きの経験を中心に書いてください。賃貸で身についた「短い時間で希望条件を整理する力」「多くのお客様を並行して対応する力」は売買でも評価されます。売買で必要になる資金計画や長期の関係づくりについては、面接で学ぶ意欲を伝える準備をしておきましょう。

成約金額や物件価格を書いてもいいですか?

個別の成約金額は、お客様の情報や会社の売上に触れるため避けたほうが安全です。扱っていた物件の価格帯を「◯◯万円〜◯◯万円台の中古マンションが中心」のように幅で示せば、商材の規模は十分に伝わります。実績は件数・達成率・順位で書くことをおすすめします。

厳しいノルマで退職しました。実績が目標未達の年はどう書けばいいですか?

未達の年も「達成率◯%」と事実のまま書いてください。達成した年だけを書くと、面接で空白の年について聞かれます。未達の年に取り組んだこと(反響対応の速さの改善、紹介依頼の習慣化など)を一言添えれば、振り返る力として評価されます。職場への不満は職務経歴書には書かないようにしましょう。

他業界の営業職に転職する場合、どう書き換えればいいですか?

不動産営業で身についた「高額で検討期間の長い商材の提案力」「お客様の不安を解消しながら契約まで進める力」「紹介につなげる関係づくり」は、保険・自動車・住宅設備など多くの営業職で通用します。不動産の専門用語は減らし、商談期間・契約件数・紹介件数など、業界が変わっても意味が分かる数字を中心に書き直してください。

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最終更新: 2026-10-21 例文は架空の経歴です。ご自身の事実に基づいて書き換えてください。