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通信工事・電気通信の職務経歴書の書き方|設備種別・資格・現場実績の例文

通信工事の職務経歴書では、扱った設備の種別(光・LAN・基地局・放送など)と、施工・試験・保守のどこまでを担ったか、資格が最初に見られます。

こんな人向け: 通信工事の現場で施工や試験を担当し、経歴を整理したい人/携帯基地局やFTTHなど特定分野から、別の通信分野へ移りたい人/電気工事や電気通信の資格を活かして施工管理を目指す人

通信工事・電気通信の職務経歴書で見られるポイント

設備の種別と現場の規模を具体的に

通信工事には、光ファイバーの引き込み・接続、宅内・ビル内のLAN配線、携帯基地局の建設・保守、放送・防災無線、監視カメラや入退室管理、ビル内の弱電設備など多くの分野があります。自分が経験した設備の種別と、現場の規模(局数・回線数・配線本数・ラック数など)、1現場の人数と期間を書くと、応募先はどの案件を任せられるか判断できます。

施工・試験・保守・設計のどこまで担ったか

通信工事はケーブルの敷設・接続といった施工だけでなく、測定器(OTDR・光パワーメーター・LANテスター)による試験、機器の設定、竣工図書の作成、保守・障害対応、施工図の作成や現場調査まで含みます。自分がどこまでを担当し、どの作業は分業していたかを明示しましょう。試験や設定まで一人で完結できる人は評価されます。

資格は正式名称と取得年月で漏れなく

工事担任者(総合通信・第一級/第二級アナログ・デジタル)、電気通信主任技術者、電気通信工事施工管理技士、第二種電気工事士、無線従事者資格、高所作業車・フルハーネス・玉掛けなどの技能講習・特別教育は、取得年月とともに資格欄にまとめます。携帯基地局なら鉄塔・高所作業の資格、光工事なら融着接続の技能講習も、持っていれば必ず書きます。

品質と工程の工夫を一件ぶん具体的に

通信工事では引き渡し後の通信不良や工程遅れが大きな問題になります。試験で見つけた不良を手戻りなく直した工夫、作業手順や写真管理を整えて竣工図書の差し戻しを減らした、他業者との取り合いを事前に調整して工期を守ったなどの事例を、状況・自分の行動・結果の順で一件書きましょう。深夜や休日の切替作業を安全に完了させた経験も実績になります。

例文: 職務要約

工業高校を卒業後、電気通信工事会社の株式会社◯◯に入社し、約9年間通信工事に携わっています。入社後4年間はFTTHの宅内引き込み・融着接続・開通試験と、オフィスビルのLAN配線(1現場100〜500本)を担当し、測定器による試験まで一人で完結できるようになりました。5年目から携帯基地局の新設・改修工事に移り、鉄塔・屋上でのケーブル敷設、アンテナ取付、機器設置と試験を経験しています。7年目以降は現場代理人の補助として現場調査、施工図作成、工程管理、協力会社への指示を担当し、2024年に2級電気通信工事施工管理技士を取得しました。工事担任者(総合通信)、第二種電気工事士も保有しています。

例文: 職務経歴

期間2017年4月〜現在
会社株式会社◯◯(事業内容: 電気通信設備(光回線・LAN・携帯基地局・放送設備)の設計施工・保守/従業員数: 約90名)
所属・役職工事部 モバイル工事課 現場担当(2023年4月〜、現場代理人補助)
業務内容
  • 携帯基地局の新設・改修(年間約25局)における鉄塔・屋上での同軸・光ケーブル敷設、アンテナ取付、機器設置と試験
  • 現場調査、施工図・工程表の作成、協力会社(3〜5名)への作業指示と安全管理、通信事業者との工程調整
  • FTTHの宅内引き込み・融着接続・開通試験、オフィスビルのLAN配線(100〜500本)と測定試験(4年)
  • OTDR・光パワーメーター・LANテスターによる試験、竣工図書と写真管理資料の作成
実績・取り組み
  • 基地局改修の切替作業で事前の手順書と役割表を整え、夜間の停波時間を予定の約3分の2に短縮して完了
  • LAN配線の試験不良の原因を整理して配線・成端手順を見直し、再試験率を大幅に削減

活かせる経験・スキルの書き方例

例文: 自己PR

私の強みは、施工から試験まで一人で完結できる技術を土台に、現場全体の段取りを組めることです。携帯基地局の改修では、通信事業者から停波できる時間が厳しく制限されていました。そこで事前に作業手順と各自の役割を一枚にまとめ、切替前の確認項目と復旧手順を全員で読み合わせてから作業に入るようにしたところ、予定よりも短い停波時間で切替を完了でき、以降の案件でも同じ進め方を採用しています。LAN配線の現場では、試験で不良になる箇所に傾向があることに気づき、成端の手順と配線ルートの決め方を見直して再試験の手間を大きく減らしました。高所や夜間の作業が多いため、安全確認は形式的に終わらせず、その日の作業に合わせた危険箇所を具体的に伝えることを続けています。御社では、通信インフラを支える確実な施工と、現場を安全にまとめる役割の両面で貢献したいと考えています。

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NG表現とOK表現

NG 各種通信設備の工事に従事し、施工から試験まで幅広い経験を積みました。
OK 携帯基地局の新設・改修(年間約25局)とFTTH引き込み・LAN配線(1現場100〜500本)の施工・試験を担当しました。
設備の種別と規模がないと、応募先の案件を任せられるか判断できません。種別と件数・本数を具体的に書きます。
NG 資格欄に「工事担任者、電気工事士ほか」と書き、種別や取得年月を記載していない。
OK 工事担任者 総合通信(2019年取得)/第二種電気工事士(2017年取得)/2級電気通信工事施工管理技士(2024年取得)
工事担任者は種別で扱える範囲が異なります。正式名称と取得年月で書くと、配置可能な業務が伝わります。
NG ケーブル敷設だけでなく、試験・測定などの作業にも幅広く対応可能です。
OK OTDR・光パワーメーターによる光回線の損失測定、LANテスターによる配線試験を一人で完結し、竣工図書まで作成。
「対応可能」では経験の深さが分かりません。使用した測定器と、どこまで一人で行えるかを明記しましょう。

よくある質問

FTTHや基地局など特定分野しか経験がありません。

一つの分野を深く経験していることは強みです。扱った設備の規模や件数、試験・設定まで担当できる範囲を具体的に書きましょう。別分野へ移りたい場合は、ケーブル敷設・測定・安全管理などの共通スキルと、応募先分野で学習中の内容を添えれば、適応可能性を判断してもらえます。

電気工事から通信工事への転職は有利ですか?

配線・施工・高所作業・安全管理の経験はそのまま活かせるため、評価されやすいです。弱電やLAN配線を経験していればなおよいでしょう。通信特有の試験や接続技術は未経験でも、工事担任者などの資格を学習中であることを書けば前向きに受け取られます。電気工事士の資格は通信工事でも役立つので必ず記載しましょう。

協力会社の立場での経験はどう書けばよいですか?

元請けの業種(通信事業者系・電気通信工事会社など)と、受けていた工事の種別・規模、自社での役割(作業員・職長・現場担当)を書きます。協力会社として複数の元請けの現場を経験していれば、異なる施工基準や書類に対応してきた点が強みになります。元請けから指名で依頼された経験があれば加えましょう。

夜間作業や高所作業について書くべきですか?

通信工事では避けられない作業なので、対応できることを事実として書くと安心材料になります。「夜間切替作業(月2〜3回)」「鉄塔・屋上での高所作業(フルハーネス使用)」のように具体的に記載しましょう。安全に完了させた工夫を実績に含めると、現場での信頼性が伝わります。

施工管理を目指す場合に強調する点は何ですか?

現場調査、施工図や工程表の作成、協力会社への指示、通信事業者や元請けとの調整、竣工図書の作成など、管理側の業務に関わった経験を前に出しましょう。電気通信工事施工管理技士の取得や受験予定は重要です。自分で施工・試験ができることは、品質の判断ができる管理者としての強みになると自己PRで伝えてください。

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最終更新: 2026-10-21 例文は架空の経歴です。ご自身の事実に基づいて書き換えてください。