履歴書の職歴の書き方|入社・退社の順番、在職中の「現在に至る」「以上」の使い方
基本ルール
学歴の下に1行空けて「職歴」
学歴を書き終えたら1行空け、中央に「職歴」と見出しを書いてから時系列で並べます。見出しがないと学歴と職歴の境目がわからず、採用担当者は会社名を探しながら読むことになります。職歴が一つもない場合は「職歴」の見出しの下に「なし」と書きます。
会社名は正式名称、入社と退社は別の行
「㈱」「(株)」は使わず「株式会社◯◯」と書き、前株・後株の位置も正確に合わせます。1社につき「入社」と「退社」の2行が基本で、1行にまとめると在籍期間が読めません。会社名の後に業種や従業員規模、配属部署を1行添えると、知名度のない会社でも仕事内容が伝わります。
在職中は「現在に至る」で結ぶ
今も勤めている会社は退社の行を書かず、入社の次の行に「現在に至る」と書きます。これがないと、退社の行を書き忘れたのか在職中なのか判断できません。退職日が決まっているなら「20XX年X月末 退社予定」と添えると、入社可能時期の目安を同時に伝えられます。
最後の行は右端に「以上」で締める
職歴をすべて書いたら、次の行の右端に「以上」と書きます。これで記載内容がここで終わっていることを示し、書き漏れや改ざんの疑いを避けられます。「現在に至る」の次の行に「以上」を置くのが基本で、「現在に至る」と同じ行の右端に入れる書き方も認められています。
業務内容を1行添えてもよい
入社の行の下に「営業部にて法人向け営業を担当」のように短い業務内容を書くと、職務経歴書を読む前に仕事の概要が伝わります。ただし履歴書は要約が役割なので、1社につき1〜2行にとどめ、詳細は職務経歴書に書きます。欄が狭い場合は省いて構いません。
記載例
転職2社目・在職中(西暦)
離職中・1社のみ(和暦)
契約社員・派遣社員の場合
部署異動・昇進があった場合
職歴がない新卒の場合
NG表現とOK表現
よくある質問
「現在に至る」と「以上」は両方必要ですか?
在職中なら両方書きます。「現在に至る」は今も勤めていることを示し、「以上」は記載がここで終わることを示す別の役割です。離職中なら「現在に至る」は不要で、最後の退社の行の次に「以上」だけを書きます。行数が足りないときは「現在に至る」と同じ行の右端に「以上」を入れても構いません。
短期間で辞めた会社も職歴に書くべきですか?
正社員や契約社員として雇用保険に加入した会社は、在籍期間が短くても書くのが原則です。省くと職歴に空白ができ、入社後に保険の記録などから判明すると信頼を損ねます。試用期間中の退職も同じです。短期間の理由を聞かれたときに答えられるよう、面接の準備をしておきましょう。
職歴が多くて欄に収まらないときはどうしますか?
まず業務内容の補足行を省き、1社を入社・退社の2行だけにします。それでも足りなければ学歴を高校卒業からに短縮します。最終手段として「職歴の詳細は職務経歴書に記載」と書いて主要な会社に絞る方法もありますが、入社・退社の年月は時系列で追えるよう、省く会社がないのが望ましいです。
会社名が変わった(社名変更・合併)場合は?
入社時の社名で入社の行を書き、変更があった年月に「社名変更により◯◯株式会社となる」と1行添えます。退社の行は変更後の社名で書きます。合併で会社そのものが別会社になった場合も、転籍の扱いでなければ退社・入社とはせず、同じように1行で経緯を示すのが読みやすいです。
「退社」と「退職」はどちらを使いますか?
履歴書の職歴欄では「退社」が慣例的に多く使われていますが、「退職」も誤りではありません。どちらを選んでも、1枚の履歴書の中で混在させないことが大切です。会社ではなく団体や官公庁、個人事業主の下で働いていた場合は「退職」のほうが自然に読めます。
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最終更新: 2026-10-21